履歴書の趣味・特技の例文！就活と転職で書き方が？箇条書きや嘘だと

日本の履歴書は、国際的に見てとても稀です。
まず手書きですし、趣味などを書くところがあるのも、
日本ならではです。

そんな履歴書で皆さん頭を悩ますのが、
「趣味や特技って何を書けばいいの？」
「素直に書くべきか悩む」
また、新卒の就活と転職で異なるのかという疑問もありました。

今回は、履歴書に書く趣味・特技の例文や、
就活の場合と、転職の場合で異なるのか、
また箇条書きはいいのか？
嘘を書いてしまうとどうなるのかを検討します！

履歴書の趣味・特技の例文！どんなことなら人事の目を引く？

皆さんかきがちな趣味としては、
読書、音楽鑑賞、映画鑑賞あたりではないでしょうか。
確かに、これらが本当に好きな方もおられると思いますが、
これでは個性があまり見せません。

どうせ書くのなら
「喫茶店で読書をすること」
「休日に書店巡りをすること」
「コンサートへ行く前に予習をすること」
「○○監督の映画は公開初日に観るようにしています」
など、より具体的で「この人面白そうだな」と思ってもらえる方が良いです。

履歴書は卒業した学校や、資格などを確認するだけでなく、
その人がどんな人なのかを知るためのものでもあるので、
ワンポイントおくことで見てもらいやすくなりますし、
質問してもらえます。

「オタク的な趣味や特技しかなくて、なかなか書けない」という方は、
苦肉の策としてこんなことも書いています。
「裁縫が得意で、たまに　洋服を作ります（コスプレが趣味の人）」
「DYIが得意で、ものづくりをよくします（コスプレが趣味の人）」
「写真を撮るのが好きで、カメラにはこだわっています（撮り鉄の人）」

自分の趣味や特技をまずは書き出してみて、
言い換えの表現がないかどうか考えてみると、
より魅力的な一文が仕上がりますよ！

就活と転職で書き方が違うの？趣味や特技はどう書く？

基本的に、新卒の就活と、
既卒で一度働いた方の転職では、
見られる視点が違います。

新卒の方は、フレッシュさや、やる気がどれだけあるか、
仕事に関して興味を持っているかなど、ポテンシャル採用がほとんどです。

一部理工系の学生や、美大系の学生は、
実力主義であることも確かですが、
大半の学生は、企業への誠意が試されます。

一方で転職の場合は、以前の仕事で何を身につけたか、
どんなスキルがあるのか、社会人としてのマナーが身に付いているかという点が
主にチェック項目です。

特に就活でも転職でも、自分の趣味や特技を偽らなくて良いですが、
あえて言うと擦れば、転職する方の場合は、
「前職で得たスキルや資格」を特技の欄に盛り込むとなお良い
ということです。

例えば、「ブラインドタッチが得意です」
「簿記の資格を取得したので、経理で活かしました」
「お取引先に海外の方が多かったので、ビジネス英文が得意です」
など書くと、「この人は頑張ってきたんだな」と思ってもらえます。

趣味や特技を箇条書きにするのは？嘘を書いたらどうなるの？

特に悪いというわけではないですが、
箇条書きだとありきたりになってしまうので、
個人的にはシンプルな一文にするのがオススメです。

いつ、どんなところで、何をするのが好きなのかを書いた方が、
よりその人の生活がわかると思いませんか？

読書と言っても、どんな本が好きなのか、
映画が好きと言っても、どのくらいの頻度で見に行くのか、
もし映画が好きと書いても、年に３回くらいしか行かない人より、
「ミニシアター系の映画館に月に５回は通っています」
の方が、その人らしさが伝わります。

また、嘘を書いた場合ですが
特にバレなければお咎めはないかもしれませんが、
例えば本が好きと書いておきながら、
読書家の上司に雑談を振られたら、
恥を掻くかもしれませんよね。

一番やってはいけないのは、スキルや資格に関する
特技の嘘です。
英会話が得意です。
イラストレーターを使うことができます。
と書いておきながら、モノにならなければ、
騙したことになってしまいますので、
最悪罰則を受けることもあります。

履歴書の趣味や特技は、自分らしさをアピールするところ！

履歴書の趣味や特技は、
無難になりがちですが、
自分に関心を持ってもらうためのところです。

嘘を書くのではなく、
ありのままの自分の好きなことなどを、
簡潔な一文で書いてみてください！